今日はB−2を解きます。ここでは、解き方しか書きません。
問題については、kemaさんのホームページにある
http://www.khz-net.com/kema/003radio/01licence/2ama/2ama-22-04-kougaku.pdf
解答については、
http://www.khz-net.com/kema/003radio/01licence/2ama/2ama-22-04-kougaku-kaitou.pdf
を見てください。
【解き方】
この問題は、知っておくべき問題だと思うので、
あえてテクニックをつかわずに解きます。
半導体は、
電気を通さない絶縁体よりは、電気を通すけど、
電気を通す導体よりは、電気を通さない、
中間的なものです。
原子核の周りを回っている電子は8個で安定するのですが
(いや、いろんなケースがあるのだが、8個あって安定のときを考える)
ケイ素など、4個回っているものが組み合わさると、(8個になって)
安定します。
この4個(4価)のケイ素だけしか含まない!というように
不純物が入っていない半導体を「真性」半導体といいます。
それでは、電気がとおりにくいので、
砒素など、5価の原子をまぜると、4+5=9で、8より1個分、
電子があまり、そのぶん、電気がちょっとよく流れます。
電子はマイナスなので、ネガティブ(Negative)ということで、
これをN形半導体といいます。
一方、 ホウ素など3価の原子を混ぜると、4+3=7で、8より1個分
電子が足らず、そのぶん、電気がちょっとよく流れます。
電子はマイナスで、それが足らない=+なので(これを正孔という)、
ポジティブ(positive))ということで、
これをP形半導体といいます。
まとめると、答えのとおり
【答え】
ア 4
イ 6
ウ 1
エ 8
オ 3