2アマ 24年8月期 無線工学 A−12

今日はA−12を解きます。ここでは、解き方しか書きません。

問題と回答については、日本無線協会のホームページにある

最近の国家試験問題及び解答
http://www.nichimu.or.jp/kshiken/siken.html
の「第二級アマチュア無線技士」から取得できます。
(2013年4月22日現在。1年分しか保存されないため、
 必要ならば、PDFを保存して置いてください)

【解き方】

間接FM方式の問題です。

間接FM方式については、

送信機と受信機 その6
http://d.hatena.ne.jp/JL1SFV/20130504/1367661370

でブロック図を書いたので、答えはわかると思います。
なので、今回は、直接FM方式と間接FM方式を
ちょっと説明してみたいと思います

まず、FMは、周波数変調、つまり周波数を変化させるものです。
この考えに基づき、周波数を直接変化させるのが、直接FM方式です。

間接FM方式は、周波数と位相の間に

位相を(時間で)積分すると周波数に、周波数を(時間で)微分すると位相になります

( http://www.gxk.jp/elec/musen/1ama/H18/html/H1812A11_.html から引用)

という関係を利用します。
つまり、「位相変調器」を使います。

ただし、そのままだと、ものすごい大きな音声入力をいれてしまうと、
周波数が広がりすぎてしまうので、規定値内に収めるため、
「IDC回路」を使います。

アンテナの前にあるのは「電力増幅器」でOKですね。

【答え】