2アマ 23年4月期 無線工学 A−13

 今日はA−13を解きます。ここでは、解き方しか書きません。

問題については、kemaさんのホームページにある
http://www.khz-net.com/kema/003radio/01licence/2ama/2ama-23-04-kougaku.pdf

回答については、
http://www.khz-net.com/kema/003radio/01licence/2ama/2ama-23-04-kougaku-kaitou.pdf

を見てください。


【問題を解く前に】

う〜ん、この問題を解く前に、接地アンテナ、多くは1/4λのモノが多いんだけど、
それを見せようと思ったら・・・意外とないんですね、そういう写真が・・・

しかたないので、ダイアモンド(第一電波)の、MD200っていうアンテナ、見てください

http://www.diamond-ant.co.jp/product/ama/mobil/mobil_6md.html

 え〜、この一番上にのってるやつ、これが、(今寝てるけど)立っている状態を想像してください。
 え〜、立っているといっても、手で持っているわけにはいかないので、
 どっかに取り付けて、支えるわけです。これが問題文の「支持物」になってきます。
 車につける場合は、「基台」っていうのにつけるんですけど・・
 どんなかんじかは、

http://www.diamond-ant.co.jp/product/ama/stand/stand_index.html

 をみてください。

 (1)
 この支持物をつけたことによる損失っていうのは、できるだけ「小さく」したいわけですよね。

 (2)
 さてつぎ。電波を遠く飛ばしたいですよね(って、思ってるとしましょう)
 それには、放射電力を大きくすれば良いのです。
 電力が大きいということは、P=VI=(IR)I=Iの2乗*R
 なので、空中線電流が大きいほうが、放射抵抗が「大きい」ほうが、電力大きいですよね。
 (アンテナの場合、損失抵抗の話もあるのですが、ここでは置いておきます)

 (3)
 さて、アンテナ忘れてください。
 導電率って、抵抗率の逆数ですよね
 で、抵抗率って、抵抗に長さ/面積をかけたものだから

http://www.horiba.com/jp/application/material-property-characterization/water-analysis/water-quality-electrochemistry-instrumentation/ph-knowhow/the-story-of-conductivity/the-fundamentals/what-is-conductivity/

 導電率が「大きく」なると、抵抗率が小さくなり、抵抗も小さくなる
 導電率が小さくなると、抵抗率が大きくなり、抵抗も大きくなる


こたえは、小さく、大きく、大きく

【答え】

【解き終わって】

アンテナは、まず、どんなアンテナがあって、どんなもんかというのをざっと知っておいたほうがいいです
(特に、1陸特の場合。アマチュア以上にいろんな種類がある)

それがおわったら、いろんな公式などを覚えることになりますが、上記で示したように、アンテナということをとっぱらって考えると、電気物理の範囲で、いろいろ解釈できたりします。