2アマ 22年12月期 無線工学 A−14

今日はA−14を解きます。ここでは、解き方しか書きません。

問題については、kemaさんのホームページにある
http://www.khz-net.com/kema/003radio/01licence/2ama/2ama-22-12-kougaku.pdf

解答については、
http://www.khz-net.com/kema/003radio/01licence/2ama/2ama-22-12-kougaku-kaitou.pdf

を見てください。

【解き方】

この問題は、電波伝搬の問題。ちょっとこの辺が、問題の出し方がいやらしく、

13問 空中線
14問 電波伝搬
15問 空中線
16問 電波伝搬

と互い違いになっているんだけど・・・ま、いいか。
(電波伝搬:電波の伝わり方)


それはさておき・・・

周波数は、


高い   MUF

   臨界周波数  最適運用周波数

低い   LUF

となります。

  MUF=臨界周波数*secθ  →臨界周波数=MUF/secθ=MUF*cosθ
  最適運用周波数=MUF×85%

なので、臨界周波数と最適運用周波数(FOT)は、どちらが高いとはいえない。
COSθ=1のとき、つまりθ=0=電離層に垂直にあてたとき、MUFと同じになる。

ということを前提に問題を解きます。

1.secθが、どんな値を動くかはわからないと、正割の法則
    MUF=臨界周波数*secθ
  かつ、secθ=1/cosθということを知っていても、答えがでない・・・

  とおもった、そこのあなた!

  こういう問題は、具体的な数値をいれると、見当がつきます。

  cosθ=0.5とすると、secθ=1/0.5=2
  臨界周波数が10MHzだったら、MUF=10*2=20Mhz

  MUF:20Mhz > 臨界周波数:10Mhz

  逆になりますね。

2.secθの値がかわるので、変わります。

3.50でなく、85

4.そう。

5.最低→最高

【答え】