今日から、22年8月期を解きます。まずは、2アマの無線工学から。
今日は 無線工学A−1を解きます。ここでは、解き方しか書きません。
問題については、kemaさんのホームページにある
http://www.khz-net.com/kema/003radio/01licence/2ama/2ama-22-08-kougaku.pdf
解答については、
http://www.khz-net.com/kema/003radio/01licence/2ama/2ama-22-08-kougaku-kaitou.pdf
を見てください。
【解き方】
公式を覚えていれば一発。
覚えていない場合について考えましょう。
覚えていないとき
1.まずは、大きくなるとどうなるか?と考える。
大きくなると、大きくなる→比例:掛け算
大きくなると、小さくなる→反比例:割り算
ここで、面積が大きくなったら、容量も大きくなりそうですよね。
→掛け算
距離が遠くなったら、電気弱まりそう・・?
→反比例、割り算
だから、面積/距離の関係にありそう
2.それで判らなかったら、単位系でつじつまあわせ
真空の誘電率
???です。
でも
真空の誘電率の単位 F/m
距離の単位 m
面積の単位 mの2乗
静電容量の単位 F
なので、
面積/距離 =mの2乗/mで、分子にmがのこります。
真空の誘電率(F/m)を、掛けるか割るかして、
分子のmを消して、静電容量Fという単位にする
・・・には、真空の誘電率をかければ、いいですよね
m * (F/m) = F
3.それでも判らなかったら、仮に計算してみて、選択肢と比較。
今、誘電体の誘電比率は、出てきていません。
このことば、よくわからない(1では決められない)
単位もない(2でも決められない)
そういうときは、仮に計算してみて、選択肢と見比べます。
真空の誘電比*面積/距離であることはわかっています。
桁を気にしないで考えると、
9 * 30 / 9 =30
もし、誘電体の比誘電率で「割ると」30÷6=5となるが、
選択肢に、頭が5がつくものがない→ちがうっぽい
逆に「掛けると」30*6=180、
選択肢に、頭が18(今、桁を気にしていないので、0は除く)
になっているものは→2、ひとつだけある。
答えっぽい
【答え】
2
【解き終わって】
もうじき8月期試験が近いので、判らないとき、どうやって正解に近づくかという
今回のような反則技をできるだけ、紹介していきます