2アマ 23年4月期 無線工学 A−8

 今日はA−8を解きます。ここでは、解き方しか書きません。

問題については、kemaさんのホームページにある
http://www.khz-net.com/kema/003radio/01licence/2ama/2ama-23-04-kougaku.pdf

回答については、
http://www.khz-net.com/kema/003radio/01licence/2ama/2ama-23-04-kougaku-kaitou.pdf

を見てください。

【解き方】

 ソース(S)が、電池側のマイナス側ついているのは、ソース接地回路。
 (電池のマイナス側→出力のほうのループで、マイナス側についている)

 なお、この電池の側についている・・・という判断が出来るのは、
   ・エミッタ接地
   ・ベース接地
   ・ソース接地(FET)
   ・ゲート接地(FET)
 で、
   ・コレクタ接地
   ・ドレイン接地(FET)
 は、この判断では出来ません。これらは、
   ・エミッタがフォロアになってる?→コレクタ
   ・ソースがフォロアになってる?(FET)→ドレイン
 と判断します。

 フォロアっていうのは、OUT信号が、そこから出ている形です。

 なので、手順としては

   ・FETか、トランジスタか?
   ・フォロア状態(出力の場所)?
   ・どこに接地してる?

 で決めていけば判ります。見慣れると、一発で判ります。


 で、トランジスタとFETを比較すると、
   エミッタがソース :送り手、放出みたいなイメージです
   コレクタがドレイン:受け手、集め先、排水みたいなイメージです
   ベースがゲート:送り手から受け手への調節みたいなイメージです
 という関係に成ります。

 ということで、この段階で、答え1確定です。

【答え】

【解き終わって】

 このように、アマチュア無線(プロもそうなのかな?)の試験においては、
3つ聞いているのに、2つだけ判れば、答えが選べてしまう問題が、たまに出ます。
これらの問題は、1個まったく判らなくても、正解にたどり着ける場合があるので、
判っているところを埋めて、選択肢を絞り込むことが大事です。