2アマ 23年4月期 無線工学 B−1
http://d.hatena.ne.jp/JL1SFV/20120202/1328155198
で、単位の中に、「インダクタンス」というのが出てきました。
これと似たような言葉で、インピーダンス、リアクタンスとかあります。
紛らわしくありませんか?
わたしは、紛らわしかったので、受験勉強中に整理しました。
こんなかんじ
インピーダンスというのは、交流中における、抵抗です。
といっても、直流の場合は単純ですが、交流の場合、
電流が変化しちゃいますよね。そのため、簡単な数値では
あらわせない。
そこで、複素数を使ってあらわすわけですが、
インピーダンスにおいて、複素数の実数部分をあらわすのが
抵抗成分、虚数部分をあらわすのが、リアクタンスです。
このリアクタンス部分は、コイル(インダクタ)と、コンデンサ
(キャパシタ)によって作られます。
一方、インピーダンスの逆数をアドミタンスといいます。
アドミタンスの実数部分を、コンダクタンス、虚数部分を
サセプタンスといいます。
なお、虚数を電気関係では、jであらわします。
普通虚数はiであらわしますが、電気においてiは電流なので、
変わりにjであらわすわけです。