無線従事者国家試験の回路図中の図記号が平成26年度から変更に

JARLメールマガジン 第177号(2013/05/07発行)によると

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       無線従事者国家試験の工学試験問題における
       回路図中の図記号が平成26年度から変更に
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 日本無線協会は4月25日、無線従事者国家試験の無線工学の無線機器の
回路図等で、現在使用されている図記号(JIS C 0301)を、平成26年度から
新図記号(JIS C 0617)に変更すると発表しています。

【背景】
 日本無線協会では、これまで抵抗やトランジスタ等については、一部旧図
記号で表記していましたが、これは一般の関係機関等の回路図や文部省の
検定教科書が全面的に新図記号に移行していなかったことから、多くの
受験者が理解しやすいように配慮したことから取られた措置でした。
 しかし、現在、新図記号が制定されてからすでに10余年経過し、電気技術
者や学校教育の現場や新図記号の普及が進んだと見なされること、そして
平成25年度の工業や水産の検定教科書から全面的に新図記号に移行したこと
から、アマチュア無線技士国家試験を含む同協会の無線工学の試験問題にお
いて平成26年度からJIS C 0617に基づく新図記号が導入されることとなりま
した。

 なお、試験問題中で使用される論理回路の記号については、JIS C 0617に
基づく図記号ではなく、これまでどおりアメリカ国防総省が制定するMIL仕様
書に基づく旧記号(JIS X0122)が使用されます。

 詳細は、日本無線協会のWebサイトをご確認ください。

▽詳細(日本無線協会のWebサイト)
http://www.nichimu.or.jp/

だそうです。