一海特/1・2・3海通の英会話

最近、英語の勉強していないので、英語の勉強をしようと思いました。

でも、目標がないと、勉強しなさそうな気がするので…

といっても、TOEICの点数にしたり、英検にするのもなあ…

 

と思い、唐突ですが、無線の試験の英語を勉強することにしました。

英語が出るのは、航空級と1・2・3海通、1・2・3総通、1海特。

英語といっても、海上と航空だと通信が違いそうなので、幅広く使えそうな海上のほうを勉強することにしました。

海上のほうは、3総通は筆記しかなく、1海特は会話しかない。

3総通はモールスがあり、これは自分絶対できないので、

試験が少なく、モールスのない1海特を目指し、とりあえず英語のお勉強をすることにしました。

 

試験勉強の基本は、まず過去題解析です。

 

1海特(1年分過去問と答えは日本無線協会の以下のページにある

(1・2・3海通の英会話もそこにある)

www.nichimu.or.jp

 

見てびっくり!この英語は・・・

 

 

ってことを言う前に、一般的な英語の目的の話をしないといけない。

そうしないと、1海特と1・2・3海通の英会話の差がわからない…ので、間違った勉強法をする可能性がある。

 

英語の目的には2つある。

 

一つは、英会話ペラペラになること。

ネイティブを理想とし、まずは日常英会話、さらに進んで仕事で英会話が使えることを目指す。間違いを気にしてはうまくならないので、どんどん間違えるのもOK・正確な意味より、英語で理解・コミュニケーションできることを重視する。

これは、平成に入ってから、英語の教育目標とされたもので、日本人が海外に行って活躍したり、海外から来た外国人とコミュニケーションをとることを必要とされたことによって起こった目的。でも、その前から英語はあった…

 

もう一つの目的は、英語を正確に理解し、書けるようになること

これは、平成の前の英語教育で目標とされた。昭和の40年代とかは、外国人も少なく、日本人が海外に行くのは、新婚旅行でハワイくらい(その前の世代は宮崎?)という時代があった(1ドル360円だったころ)。

このころは、英会話やコミュニケーションはあまり重視されず、英語の本や論文を精読して、欧米の知識を取り入れ、追い付け追い越せ!そのために必要な英語の知識を得るというのが、英語の目的になっていた。

 

後者の「英語を正確に理解し、書けるようになること」はさらに2つに分かれる。

一つは、教養のある本を読めるようになること。それには、多くの英単語・英熟語を知り、構文を正確に和訳、英訳できる必要がある。

もう一つは、専門用語を使った本、論文が読めること。これには決まった専門用語と言い回しを憶えればよい。教養の場合はきりがないが、専門用語の場合はきりがあるので覚えきることが可能。また、言い回しも決まっているので、英語が苦手な人でも、専門分野の英語であれば、対応できる場合がある。ただし、専門用語を「正確に」覚える必要がある。

 

 

問題を見ると、1・2・3海通の英語は、コミュニケーション重視ないしは教養の英語と専門用語の英語の2種類が出ている。

 

具体的には1・2・3海通の英会話、3月期、9月期どちらも、初めの問題は、船舶の専門知識がなくて解ける。頭から読んで選択肢を読んで解ける問題になっている。ある程度の英語力があれば。

 

一方、終わりのほうの問題は、専門知識がないと解けないようになっている。

 

ということで、1・2・3海通の英会話は、現代の英語の目標の

 英会話ペラペラ

 英語を正確に理解し、書けるようになる

の2種類の目標から出ている→勉強法も2つある

 

一方、1海特をみると、英会話、専門用語の英語しか出ていない。

つまり、「英語を正確に理解し、書けるようになる」うちの「専門用語を使った本、論文が読める」に集中した問題になっている。

 

ということで、まずは、集中しやすい1海特の英語のお勉強をすることにしました。

 

 

1海特のような専門用語の英会話のお勉強をするには、多分こんな感じじゃないかと思う。

 

1.まず専門用語を「日本語で」覚える

2.日本語で覚えた専門用語を英語で覚える

3.覚えた専門用語をもとに、言い回し(熟語)を憶える

   →このときも日本語を先に見る。英語は後

4.典型的な構文パターンを憶える

   →このときも日本語を先に見る。英語は後

   →1海特の場合、たぶん通信の文例になるはず

5.実践へ

   →今回は過去題。

    試験でない場合は、専門用語を使って読み書きとかになる…

 

で、これを1から行うには相当大変で…

1海特って、講習会でとれなかったっけ?講習会があるとすれば、専門用語をおしえているはずで、それをまとめたテキストがあるはず。もしあれば、そのテキストを憶えればよいので、調べる手間が省けて、かなり楽になる!

というので、調べました。テキスト。あった。

 

 

Amazonでも買えた。

で、昨日届いたので、それを開いてびっくり!

・・・専門用語と文例が書いてあるだけなのね・・・

同意風に勉強すればいいかは書いていない・・ほ~

 

じゃ、そのことについて(テキスト勉強法)は、次回のエントリに回して書くことにします。このエントリ、かなり長くなったので・・・